アメリカの暗号化プロジェクトDMMが突然閉鎖 SECの調査が主な原因か

著名な投資家に支援されたアメリカの暗号資産プロジェクトが短期間の運営の後、終了を宣言しました。このプロジェクトはDeFi Money Market DAO (DMM)という名前で、ユーザーがステークした資産を通じて6.5%の年率を得ることを許可していました。

驚くべきことに、プロジェクトが終了する1週間前に、DMMはTシャツデザインコンテストを開催し、勝者には1000のプラットフォームネイティブトークンDMGが贈られました。この行動は、その後の突然の終了と対照的です。

プロジェクトチームは閉鎖の理由を「規制調査」に帰しています。その後、プロジェクトがアメリカ証券取引委員会(SEC)の調査に直面していることを明らかにしました。

DMMチームの説明によると、2020年12月15日に、彼らはSECの調査の召喚状を受け取りました。調査内容はmTokenとDMG通貨の販売、及び会社の事業運営のその他の側面に関するものです。

プロジェクトはすでに運営を停止していますが、SECとの法的紛争は続いています。DMMは、DMG資産を保有者に返還する計画を策定中であると述べていますが、現時点では具体的な方針は発表されていません。

この出来事は再び暗号資産分野が直面している規制の課題と、プロジェクトがコンプライアンスの面で特に慎重である必要があることを浮き彫りにしました。投資家にとっても、これは新興金融プロジェクトに参加する際に潜在的なリスクを十分に考慮する必要があるという警告です。